自転車のバッテリーに使われるリチウムイオンバッテリー製造工程は次の通りです。スラリーの混練、集電箔への塗工・乾燥、電極加工、エレメント作製、ケース挿入、電解液注液、仮封止・化成充電・ガス抜き・封止。複雑な製造中に乾燥の工程は、大変重要で性能に大きく左右すると言われています。バッテリーの乾燥工程は、一般的に真空オーブンまたはベルトコンベア真空オーブンの乾燥炉が利用されます。頻繁に外部加熱で作動することがあり、加熱にバラツキがでる弱点もあります：

• 熱損失と製造コストは比例します。
• 短時間のウォームアップと炉内の均一な温度分布は、効率の良い水分蒸発が出来、生産効率の向上につながります。
• 外部加熱では温度偏差が生じ、バッテリー性能に関わります。

• 真空オーブンの内部加熱は均一な温度分布を保証します。
• 当社の乾燥炉には、乾燥時間を半分に短縮する真空ポンプが装備されています。